2016年9月1日木曜日

いざ、黒部五郎岳へ!!

久しぶりの安並ブログです
8月の最終週、連休を頂いてずっと行きたかった黒部五郎岳に行って来ました!!

今回は長期なのでテント泊です
テント一式、4日分の着替えと食料の重さには出発前に心折れそうでしたが、
1人気ままな山行、ワクワクします(๑❛ᴗ❛๑)

上高地から新穂高温泉へはバスで
なので早朝出発という訳にはいかず、午後には雨マーク付きの初日でした

久しぶりの山行、流石に初日は荷物の重さが肩に、腰に、つ、辛い…(⁎×﹏×⁎)
雨は降らなかったものの、双六小屋に着いた時はガスガスで、
汗の冷えと空腹に耐えながらのテント組み立てとなりました

熟睡した朝は爽やかな青空
荷物は相変わらず重いのですが...

三俣蓮華岳へは途中で稜線道、中道、巻き道に別れ、
時間短縮の為に巻き道(山頂部などを通らずに山腹を巻いて反対側に向かう道)を選択
高度差の無いのどかな登山道です

稜線ルートを眺めながら進みます

かと言って展望が悪い訳ではなく、振り向けば槍ヶ岳


さて、三俣峠(三俣蓮華岳山頂への登りと小屋への分岐)
にて荷物の殆どをザックごとデポ(放置とも言う?)
必要最小限な荷物でいざ黒部五郎岳へ!!

とりあえずは三俣蓮華岳山頂
左の丘の様な所が雲ノ平、小さく雲ノ平山荘が見えます

右に三俣山荘と鷲羽岳、水晶岳

そして目的地黒部五郎岳への道〜〜( ✧Д✧) カッ!!

黒部五郎小屋のロケーション

からのカール(氷河の浸食により出来た窪んだ谷)を目指します

ずんずん近づいて行くと...絵画の様な景色がありました (๑°⌓°๑)ウァ〜





山頂への登りになる手前でしばし絶景鑑賞…
が、本日帰るべき道の方から分厚い雲がじわじわと近づいて来ます
デポしたザックは既に雲の中...もしや台風10号の影響??
ここで引き返す事にしました

ザック回収に若干手間取りましたが、6時間放置した荷物はそのまま
霧雨でちょこっと湿った位でホッ!!
またもやガスガス、冷え冷え、空腹よれよれの状態でテント組み立てです(。>﹏<。)

いやあ、本日の行程、登って下りて登って下りて登って下りて登って下りる、的な(笑)

3日目、台風10号本州上陸!? 早朝から夜までず〜〜っと雨
暴風雨という訳では無かったけれど、視界が全く無しの歩く気無し
この日、テントから出たのは朝のトイレと昼の水汲みと夜のトイレの3回だけ…
1日読書と昼寝、今後の山行計画等をして過ごしました
万が一台風が逸れてたら雲ノ平に行きたかったのですが…過去2回雨で敗退しています

台風通過後のピーカンを予想していた4日目朝
どんよりグレーがかった雲が…あれ〜?

ど無くなった食料の分足取り軽く、稜線ガスでテンション低く
一昨日荷物をデポした三俣峠でしばし悩む…巻き道にしようか

いえいえ、きっとお天気回復するに違いない、と三俣蓮華岳山頂へ

登り途中、雷鳥さん発見

たとえガスが晴れなくても、登ったおかげで雷鳥が見れた、それでいい…
と、なかば強引に納得

さ、行きますか...

と稜線を歩いていると、なんかガスが薄くなってる様な…
みるみるうちに青空と景色が現れて 
(๑˃̵ᴗ˂̵)و よっしゃー〜!!…と心の中で叫びました


双六岳山頂に着いた頃にはもうスッキリ
歩いて来た稜線

黒部五郎岳と薬師岳?

そして雲から頂きを覗かせた槍ヶ岳〜!!

下山途中の笠が岳方面も素敵

このアングル、好きですねえ

双六小屋を過ぎて再び登り

槍ヶ岳と大好きな西釜尾根
今シーズンはまだ行っていません…紅葉の時期に??

右下の赤い屋根が鏡平山荘
ここもロケーションGoodです

台風一過の晴天を狙って続々と登山者が登って来ます

残念ながら風が強くて逆さ槍は見れませんでしたが、いやあ来て良かった!!

普段は穂高周辺で緊張感のある登山が多いのですが、
今回は歩きやすさに感動しました
その代わり、上り下りの繰り返しには疲れましたが…

最後に新穂高温泉で温泉に!!
一応女子ですから、4日間お風呂無しのままバスには乗りたくありません(>ω<)
バスの時間を気にしながら入ったのですが
”温泉ミストサウナ”の入り口を見たとたん…ま、いっか、次のバスで、と

これが後々人様にご迷惑をかける事になろうとは
最後の最後で救助要請!?

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記 上高地食堂 安並佐聡子